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ぬいぐるみのような仔猫たち

雨続きだった7月半ば、梅雨明けまではあともう少しでしょうか。

私たちボランティア仲間も、この雨の降る7月12日の総会をもって、NPO法人としての新たなスタートを切りました。

法人を立ち上げる事で、早速沢山の方からの激励や応援の言葉を頂戴いたしました。

この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。


まだまだボランティアと何も変わらない状態ではありますが、少ない人数で知恵を出し合い助け合いながら、少しでも地域猫の為に役に立てるよう前を向いて進んでいこうと結束を固めました。


そんな新たな気持ちも冷めやらぬうちに、すでにもう課題や問題はいっぱいです。

私たちは地域猫の避妊去勢以外にも、自分たちの責任の下仔猫を保護して里親さん探しをしています。


今回もまた新たに保護した仔猫ちゃんの紹介です。


4匹の兄妹猫、茶トラのオス2匹、黒猫のオス1匹、そしてキジトラのメス1匹を保護主さんの代わりに一時的にお世話する事になりました。7月半ばで生後約1か月半、両手のひら位の大きさで、まさに小さなぬいぐるみのような可愛い時期です。

独り占めするのがもったいない位の可愛らしさ!是非会いに来てください。面談のご相談は随時承ります。

まずは茶トラのオス、フォレスト君

キトンブルーなのかブルーのままなのか、瞳の色がとても美しく、口元や胸の辺りが白いヤンチャ君です。茶トラ特有の、フレンドリーで好奇心旺盛な性格、何でも率先して興味を示してきます。






4兄妹の中の唯一のメス猫、ブラウニーちゃん

さすが女の子、控えめでおしとやかで…と思いきや、全然男子に負けていません。(笑)

連休にメス猫を希望している里親希望者さんに見に来て頂き、ブラウニーちゃんを気に入って下さいました。まだ月齢が低いのですぐには譲渡できませんが、それまで定期的に会いに来て遊んで貰いながら、里親希望者さん保護主さん双方の信頼関係を築き譲渡へと話を進めていく予定です。



茶トラのオス猫、ブレッド君

食欲旺盛でご飯もあっという間に平らげて他の子のフードも狙っています。

フォレスト君と顔がそっくりなので、順番に顔のケアをしている時も、どっちをケアしたかわからなくなる事もあって、もしかして同じ子を2回ケアしてるかも知れません(笑)


でもこの子達は元々とても綺麗で、病院での健康チェックでも健康そのものだったようです。里親希望者さんはブラウニーちゃんの他に、このブレッド君も気に入って下さり、兄妹でお迎えしてくれる事になりました。仲良し兄妹一緒の方が、本当に猫にとっても人間にとってもメリットは大きいと思います。


そして黒猫のナイティー君

ああ~やはり黒猫ちゃんは神秘的です。

ナイティー君は兄妹猫の中で一番小柄で控えめで大人しく、そして甘えん坊さんです。

私が傍に行くと、小さく甘えた声でキュンキュン鳴いて、もうたまりません!

小さすぎる為、ケージの格子の間から抜け出てしまい慌てました。

黒猫は本当に優しい子が多いです。その昔まだ私がボランティアをしていなかった頃、近くで野良猫が子供を産んで育てている姿を遠目から見ていましたが、その後母猫が事故で亡くなってしまい、残された仔猫たちが路頭に迷って私はどうしたらいいかオロオロしていたら、突然オスの黒猫がヌッと現れて、仔猫たちの面倒を見始めた事がありました。

用心棒の様に仔猫たちを守り、私たち人間よりよっぽど頼りになる存在だった事を今でも鮮明に覚えています。


4兄妹の中で一番大人しいナイティー君。この子も思いやりのある優しい子になりそうです。


みんな本当に仲良し。猫は単独行動する孤高なイメージがありますが、親子や兄弟の絆はとても強く、寄り添いいたわり合って生きています。そうやって幼い頃から一緒に過ごす事で、猫社会のルールを学んでいくため、人間に対しても加減を覚えていきます。





お留守番する事が多くても、兄妹一緒なら鳴く事もなく心強いし寂しくもありません。

以前譲渡したミミとララも、ララが警戒心が強く臆病だったけど、ミミと一緒だったから心強かったと思うし、今ではすっかり里親さんに懐いてくれてるようです。

この子達を受け入れられたのは、この子達の本来の保護主さんの保護猫に新たな里親さんが見つかったからで、譲渡の日が決まるまでの間の一時的な預かりで、一時的だからこそ預かる事ができました。近くには別の社員さんやボランティアさんもいて協力もしてくれています。今はこうやって皆で助け合いながら、連携プレイで仔猫のお世話をしています。


新たな里親さんが見つかれば、また次の不幸な仔猫を救う事ができます。

つまり、里親さんになってくれる事が私たちにとっての最高の支援と言えるのです。


最近は季節的な事もあり、「仔猫を保護して下さい」というお問合せが非常に多く寄せられます。私たちもできる事なら救ってあげたいです。

でも、私たち自身も保護猫を抱えてお世話しながら里親探しをしています。

そして全てが自己負担でボランティアの領域です。



今いるこの子達にとって清潔な環境を整え、健康状態を見守り栄養のあるフードを与え、そして愛情を注ぐ事を維持するには、お世話のできる頭数に限界があります。


無理をして全てを受け入れ、何もかも中途半端で目が行き届かずいい加減な状態になる位なら、野良猫のままと変らないんじゃないかとすら思います。


今一番必要としているのは、ほんの少しのお金の余裕と時間の余裕のある方の人手です。

私たちは資金0の状態でNPO法人をスタートさせました。

地域猫を守るために、成猫は別府市や大分愛護センターのさくら猫プロジェクトの助成金で不妊手術を行う事ができます。今年からは年間を通して地域猫の手術が受けられるようになり、この改革は本当に大きな改善点となり助かっています。

ただ、幼い仔猫を受け入れ、お世話をしながら里親探しをする事は別問題で、今はまだ全て自己負担によるため中々そこまでしてくれる方はおらず、人手が全く足りていません。




そんな時、沢山お問合せがあった中にたったお一人だけ、自己負担で猫の親子を保護しますから、捕獲のお手伝いと里親探しのご協力をお願いしますというご依頼がありました。

今、その方の自宅に伺い捕獲機をお貸しして、様子を見ながら保護に向けての準備段階に入っています。

猫を受け入れる準備から、捕獲をして母猫の避妊手術と親子の健康チェック、そしてまだまだ警戒心の強い野良猫状態からの里親探し。本当に時間とお金と労力のかかる事だと思います。それでも親子猫の幸せを願い、決断してくれた事に頭が下がる思いでした。

私たちは、NPO法人としての一番最初の任務だと思い、出来るだけ負担がかからないように全力でサポートしていこうと思っています。


同じ様に仔猫を保護して欲しい、仔猫を見つけたがどうしたらいいか…と思われている方が沢山いらっしゃいましたが、仔猫を助けたいと思う方ご自身のご協力も必要不可欠です。

猫が好き、可愛い、可哀想と思われる方の、ほんの少しでもご協力下さる意志が数多く集まれば、それだけ負担を少なくしながら仔猫を救う事ができるのです。

私たちの地道な活動を知って頂き、ご自分の出来る範囲でお手伝いして頂けるボランティアさんを引き続き募集しています。特にミルクボランティアさんの名乗りを上げて下さる方のご協力、よろしくお願いします。


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