遡る事約一年半前、同じ地区のボランティアさんが保護したピッピちゃん
当時新玉旅館で開催されていた譲渡会に毎月のように連れて行き、小さかったピッピちゃんは、譲渡会に通う内にどんどん成長しながらも、諦めずに通ったお蔭でようやく4ヶ月目にして素晴らしい里親さんが見つかりました。
幼かった頃のピッピちゃん
現在のピッピちゃん
譲渡後はマメちゃんという名前で、里親さんの元で幸せに暮らしています。
そんなマメちゃんの里親さんから、空ちゃんに会わせて欲しいと連絡を頂き、ボランティアさんの自宅に来てもらう事になりました。
当日は里親さんご夫婦と娘さんが会いに来てくれて、私も家が近いので同行させて貰いました。気心が知れた信頼ある里親さんなので、気に入ってくれた空ちゃんを早速トライアルへ。ずっと一人っ子だったマメちゃんと相性が合うといいなと願っていました。
トライアル初日は警戒して食欲も落ちてしまったマメちゃん。
2日目、3日目と経つうちに、徐々に距離が縮まっていき・・・
あっという間に仲良しに。
同じボランティアさんに保護された猫同士、何か通じるものがあったのでしょうか。
そして、本当にスピーディに正式譲渡への運びとなったのです。
空ちゃんは里親さんによって、ヒマワリちゃんと名付けられました。
マメちゃんを譲渡して約1年、妹が出来たマメちゃんと、お兄ちゃんが出来たヒマワリちゃん。猫同士が仲良く遊ぶ姿は本当に癒されます。いつまでも仲良く幸せにね。
マメちゃんの里親さん、ヒマワリちゃんを迎えて下さり本当にありがとうございました。
そして現在、別府市内の某現場で、猫が大繁殖している現地調査にほぼ連日通っています。
友人のボランティアさんが本当に熱心に協力してくれて、一緒にコロニー毎の猫の写真を撮ったり、毛色や性別や頭数を調べたり、時間帯をずらしながら餌やりさんの存在を確認し話を聞いたり、餌のばらまきや餌が入っていたゴミを清掃したりしています。
そこには成猫の他に、ヒマワリちゃんと同じくらいの月齢の仔猫も沢山います。
ヒマワリちゃんのように幸せを掴める仔猫はほんの一握りで、現場にいる沢山の猫たちを前に、この土地の所有者からの許可が下りないとTNRすらできず、今は出来る限りの事をしながら黙って見守るしかありません。これから寒くなる季節、せめて猫同士で暖め合って、訪れる寒い冬を乗り切って欲しいです。
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