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​▼仔猫の引き取り依頼やご相談のお問合せについて

当サイトには季節を問わず「仔猫を保護して欲しい」「仔猫がいるのでどうすればいいか」「保護してくれる人を紹介して欲しい」等のお問い合わせが多く寄せられております。

小さな仔猫の命を心配して、助けてあげたいという優しさから送られて来たご相談だとは思いますが、仔猫を代わりに受け入れる事は一切しておりません。

また、私は保護猫を抱えているボランティアさんの負担を減らすために、この里親募集サイトの運営を開始しました。それなのにボランティアさんの負担を逆に増やすような事はできません。

しかもボランティアといっても仔猫の保護に関しては任意の個人活動です、助成金が出るわけでも保護設備があるわけでもないです。私たちも仔猫の保護は全て自己負担、自己責任で、保護して下さいと言っている方と立場も状況も全く同じです。

また、保護に関してはボランティアとか関係なく、個人の方でもご自分で保護をしてお世話しながら里親探しをされてる方も沢山いらっしゃいます。

ーもし仔猫を見つけたらー

あなたができる事その①

動物病院で健康チェック

まずは小さな段ボール箱があれば、その中に季節に応じてタオルや毛布を敷いて仔猫もタオルか毛布で包んであげて、安全と保温を確保して下さい。そして最寄りの動物病院へ連れて行ってノミダニ駆除や便検査、その他健康チェックをして貰いましょう。獣医師さんに仔猫のおおよその月齢を訊いて、どんなフードを与えればいいか相談して下さい。

◆100均で簡易ケージ作り

家にケージが無ければ、100均に行ってワイヤーネット6枚程と結束バンドを買ってきて組み立てれば、簡易的なケージができます。その中に小さな箱を置き寝床を作ってあげて下さい。

 

◆フードとトイレ

更にドッラグストアやホームセンターや24時間開いているディスカウントショップに行けば、仔猫用のミルクやフード、そしてペットシートや猫砂が沢山売られています。因みにフードは必ず仔猫用で「総合栄養食」と書かれたものを選んで下さい。チュールはおやつなので主食にしないで下さい。

トイレに関しては猫砂の入れ物も100均のプラスチックの収納ケースで代用できます。ケージの中にトイレも設置して、お水とフードを入れる器も用意します。これだけ揃えればまずは仔猫をお世話できる準備が整います。その後、必要に応じてお世話グッズを揃えていけばよいと思います。

◆他人に頼らずまずは自分で

誰か代わりに保護してくれないかなと、スマホを出して検索をして問合せして返事を待っている時間があれば、上記の行動はほぼ全部その日の内にできる事です。

ボランティアはすでに受け入れる余裕が無い程に保護猫を抱えています。だから見つけた方が保護してくれれば、このようにほんの少しの時間とお金と行動で、仔猫を救う事ができます。猫は思った以上に綺麗好きで賢い生き物です。躾なくても砂さえあればちゃんとそこでトイレを済ませます。愛情をかければ、心を許してくれて甘えてくれるようになり、癒しを貰えます。

◆里親探し

仔猫をどうしても飼う事ができないなら、里親探しを頑張って開始しましょう。SNSや里親募集サイトを利用したり、ポスターを作ったりして、知人や友人、会社関係、親戚、ご近所などあらゆる人に声掛けをしましょう。可愛い写真を何枚も撮って、詳細情報やチャームポイントをより多くアピールすれば、里親さんが見つかる確率も高くなります。

あなたができる事その②

また、別府市にボランティア登録をすれば助成金で避妊去勢をする事ができるので、保護はできなくても仔猫にフードを与えながら安全を確保し、成長したら避妊去勢して地域猫として見守っていく方法もあります。巷で見かける成猫も当然仔猫の時代があって、ちゃんと逞しく成長できています。

 

ボランティア登録に関しては、詳しくは別府市役所環境課へお問合せ下さい。私たちと繋がりのあるボランティアと同じ町内ならばこちらでTNRする事も可能ですが、基本的にお問合せ頂いた方に病院の送迎をして頂き、リターン後の餌やりや糞尿管理には重要な責任が伴う事をご認識下さい。

①も②も出来ない場合

仔猫が危ない場所にいた場合は安全な場所に誘導するだけに留めておき、近くに母猫がいないか探してみて下さい。中途半端に餌をあげたり、むやみに触ると母猫が育児放棄する事があるので注意が必要です。また、母猫が傍にいるにも関わらず仔猫だけを保護すると、母猫はすぐにまた発情期を迎え、妊娠出産する確率が高くなるので逆効果になる事があります。

また、保護できないとお断りすると、この偽善者がー!と逆ギレする人が稀にいますが、そんな人はご自分の行動範囲に猫が一切生息していない土地へ引っ越す事をお勧めします。

猫が可哀想だ、何とかしたいと思われるなら、まずはご自分で行動を起こすことから始めて下さい。これが本当の猫の命を守る事に対しての責任と愛情だと思います。

今後は仔猫の保護に関するお問い合わせで、引き取りやお世話をこちらに全て丸投げしようとしている内容の場合は、個人個人への返答はせずこちらの文面を返信文とさせて頂きますので、どうかご理解下さいます様よろしくお願い致します。

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