top of page

みんなの人気者、ぐりとぐらは陽だまりのある暮らしへ

新年明けましておめでとうございます。

2021年も、当サイトをよろしくお願いします。


新しい年の幕開け、最初のボランティア活動は1月3日の日でした。

この日は大分市にお住いの里親希望者さんの元へ、ぐりとぐらがトライアルへ向かう約束の日で、保護主さんと同じ地区のボランティアさんが運転してくれて、私も一緒に同行する事にしました。


遡る事約三ヵ月前、まだ産まれて間もないぐりとぐらを保護したボランティアさんが、私の家に連れて来て写真を撮ったのが遠い昔の様に感じます。

その時の様子がこちら


保護主さんが「ぐりとぐら」と名付けたのは、二匹が離れ離れにならずずっと一緒にいて欲しいという願いからでした。

プロフィール用の写真を掲載すると、すぐに何件もの里親希望者さんからのお問い合わせが寄せられました。保護主さんの思いが通じたのか、どの方も皆、ぐりとぐらを一緒に迎えたいと名乗りをあげて下さったのです。次々に来る里親希望の問い合わせで、二匹はビックリするくらいの人気者でした。本当に可愛い兄弟だったので、あっという間に決まりそうだなと思っていたのですが、なかなか譲渡まで縁が繋がらず。



その中の一件、ここに落ち着くかなと思われる方の元へトライアルまで行きましたが、ところが娘さんが酷い猫アレルギーを発症してしまい、ぐりとぐらはトライアル先で大切にお世話され幸せそうに過ごしていましたが、肝心な里親さんが辛い思いをしているのは見ていられません。苦渋の決断で、こちらからお断りする事に…やはり猫だけでなく、里親さんにも幸せに暮らして欲しい気持ちもあり断念する事にしました。


そしてそのトライアルの最中に頂いていた一件の里親希望者さんに、改めて面談に来て貰う事になりました。今回の里親希望者さんは、ご夫婦二人暮らしで奥様は専業主婦をされていて、手作りが得意で猫が大好きな穏やかなご婦人でした。この時もう年の瀬が迫っていて、トライアルは年が明けてからという事に。


その間、ぐりとぐらの事や、猫を飼育するにあたって、保護主さんと里親希望者さんは何度もメールを交わしながら、お互いの信頼関係を深めていったようです。そのやり取りを少しだけ私にも話してくれましたが、フードの事を始め、安全対策や健康管理に関する事など、事前に沢山調べて情報収集されとても熱心に考えてくれていて、保護主さんは今回の里親希望者さんのお人柄に惚れ込んでしまったようです。


そして迎えたトライアル当日。閑静な住宅街の一角にあるご自宅は素敵な外観で、中に入るとリビングにはグランドピアノが置いてあって、アンティーク調の食器や家具、そして奥様手作りのトールペイントやリユースアート等の作品が飾られた、日当たりの良い暖かい雰囲気のお部屋でした。更にぐりとぐらの為に、広いお庭が眺められる一番陽当たりの良い窓際にサークルが用意されていたのです。しかしそのサークルをいとも簡単に飛び越えて出てきてしまうぐりとぐら(笑)新しいお家に興味津々で、早速お部屋をチェック。想定外の事態から始まったトライアルでした。


トライアル中、寒波が襲った九州でも、ふかふかのクッションの上で特等席を与えられているぐりとぐら。

奥様手作りの、鈴を中に入れたお揃いのシュシュの首輪が似合っています。

トライアル最初の二日ほどは、探検したりヤンチャしたりと目が離せない日々が続いて大変だったようですが、三日目くらいから落ち着いてきたようです。この間にも毎日の様にぐりとぐらの様子を写真付きでメールを下さったようで、ご主人と一緒に本当に我が子の様に大切に大切にお世話して下さっていました。そして一週間が経ち、晴れて1月11日に正式譲渡が決まったのです。


一週間ぶりの里親さんのご自宅では、サークルは撤去されていました(笑)

お部屋にはキャットタワーや大きなクッションが新調されていて、出迎えてくれたぐりとぐらは、相変わらず日当たりのいい窓辺でのんびりリラックスしていました。


お気に入りの場所が沢山あり、もうすっかりこのお家の子になっています。

譲渡契約の際に、くるりちゃんの時と同じく、ぐりとぐらが保護主さんの家で、保護主さんの先住猫ちゃんと過ごしていた日々のミニアルバムと絵本をプレゼントされていました。

また、里親さんの方からも、こちらの方では売ってないフードや、今後また仔猫を保護する際に使って下さいと、猫ベッドや毛布などを頂いていました。


里親さんはぐりとぐらの性格や特徴などを本当によく観察されていて、更にこれからこの子達の為にキャットウォークを作る予定や、暖かくなったらお庭にもケージを作ってお部屋を行き来させたいと、ワクワクするような構想を練っておられるようで、そんなお話を聞いてるとつい長居してしまいたくなるほど、居心地の良い時間でした。


最後に里親さんと保護主さんと一緒に記念撮影です。

保護したばかりの頃より、本当に大きく成長してお兄ちゃんらしくなったぐりとぐら。ここまで来るのに長い道のりでしたが、沢山の方に愛され、今こうして幸せな場所に辿り着きました。里親さん、ぐりとぐらを選んで下さり、本当にありがとうございました。

里親さんご一家の幸せをこれからも願っています。


それから猫アレルギーであきらめざるを得なかった里親希望者さん、今回は縁がなかったけど、今後アレルギーを克服して、いつか運命の猫ちゃんに巡り合える事を願ってやみません。




年末年始を跨ぎ、譲渡に至るまでの間に交わした里親さんと保護主さんのメールのやり取りで、今まではボランティア目線や保護主目線でしか考えなかった里親探しについて、保護主さんは今回改めて、里親さん側の立場を考える事が出来た貴重な経験になったと言っていました。こうやって、私たちもボランティアのあり方について学びながら、少しずつ成長していき、里親さんと保護主さんのより良い関係を築けていけたらなと思います。


2021年、今年もまた、猫ちゃんが幸せに繋がる手助けができるよう精一杯頑張りたいと思います。どうぞ今後ともよろしくお願い致します。



bottom of page