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ななちゃん里親さん決定

今年6月、以前一緒に活動していたS・Kさんによって保護された仔猫のななちゃん。

前回の記事はこちら



あれからすっかり成長したななちゃんですが、この度里親さんが決定しました!

と言っても、里親さんは保護主のS・Kさんご一家で、正式にななちゃんを家族としてお迎えする事になりました。



保護したばかりの時、女将さんに応急処置をして貰いアドバイスも受けましたが、猫を仔猫から育てるのが未経験だった事や、また、S・Kさんのお宅にはワンちゃんがいて、どちらかと言うとワンちゃんモードな環境だった為、生活リズムが変わって暫くは不安や戸惑いも多かった様ですが、それでも一生懸命ななちゃんをお世話してこられました。

保護した当日のななちゃん


ただワンちゃんとうまく共存できるかどうかの心配や、まだ不慣れな仔猫育てに、自分よりも里親さんとのご縁に繋げた方が幸せなのではないかという思いがあったようですが、月日が流れ、一生懸命お世話していく内に次第にS・Kさんの気持ちに変化が表れ、日に日にななちゃんへの愛情が深くなっていったようです。



つい先日、譲渡会にお申し込み頂いた方にななちゃんを紹介したくて連絡したところ、改めて里親さんに託すかどうか考えるきっかけになったようで、ご家族で話し合った結果、みんながななちゃんを手離したくないという気持ちで一致したようです。



これまでのS・Kさんからの近況報告は、ワンちゃんの事もななちゃんの事も、いつも我が子のように大事に大事に考えていて、出来ればS・Kさんご家族が里親さんとして迎えてくれるのが一番理想的だと思っていただけに、本当に良かったなと思います。


正式な家族としてお迎えする事になったななちゃんは、S・Kさんのお膝が大好きな甘えん坊で、しかもとってもお利口さんだそうです。ななちゃんにとってもS・Kさんがお母さんで、離れたくない大切な存在だと思います。ワンちゃんもそんなななちゃんを徐々に受け入れてくれている様で安心しました。


春先に、弱っていたななちゃんと偶然出会い、そして救ってくれたかけがえのない命。

遡る事約2年前、猫が大繁殖した別府の某所でも、S・Kさんが沢山助けてくれました。

どんなに小さな体でも、その命は重く尊いのだという思いが、様々な経験と共に日ごとに積み重なっていきます。


S・Kさん、ななちゃんを家族として迎えて下さり、改めてありがとうございます。S・Kさんご一家の末永い幸せをお祈り致します。



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