top of page

お姉さんになったランちゃん

10月の始めにボランティアさんによって保護されたハチワレ仔猫のランちゃん。

ランちゃんはこの時、脚の骨折と横隔膜ヘルニアを患っていました。



沢山の方の助けのお蔭で、小さな体で手術を乗り越えすっかり元気になったランちゃんの元に、11月下旬、里親希望者さんからお問合せを頂きました。

この里親希望者さんも、ランちゃんより1ヵ月月齢の低い仔猫を保護したばかりでした。長毛でもふもふな黒猫ロン君です。ぐったりと倒れているところをご主人と会社の同僚の方が発見し、助けてあげたそうです。



仕事柄独りぼっちの留守番は可哀想だと、ランちゃんをお姉さんとしてお迎えしたいとご希望されたのでした。今まで先住猫と言えば成猫が殆どで、保護猫より月齢が低いパターンが無かったために、先にご自宅訪問を兼ねて仔猫の様子を見せてもらう事にしました。ご自宅は見晴らしの良いマンションの一室で、調度品のセンスがとても素敵な暖かい雰囲気のお部屋でした。


里親希望者さんご夫婦は、本来人命を救助するお仕事をされていて、過去には世界を飛び回っていた経験もあるという素晴らしい経歴の持ち主で、勿論小さな猫の命にも目を向けて下さり、地域猫活動にも積極的に携わっている方でした。そして奥様のお母様も、奥様が子供の頃から保護猫活動をする姿を見てきたそうです。なんて素晴らしい方にランちゃんを見つけて下さったのだろうと、ボランティアさんも私も大喜びでした。そして保護されたばかりのロン君は物怖じせず、仔猫ながらも堂々とした印象がありました。この時まだ猫風邪を引いていたので、完治次第早速トライアルする事に。



トライアルでは、ランちゃんも最初は不安がっていた様子でしたが、里親希望者さんの優しいサポートと、フレンドリーなロン君のお蔭で少しずつ馴染んでいき…


ロン君ともあっという間に仲良くなり、間もなく正式譲渡して欲しいとの申し出がありました。


そして晴れて12月22日、譲渡契約を交わしに里親さん宅に一緒に伺う事になりました。

久しぶりに会ったランちゃんもロン君も、以前より成長していてとても元気に過ごしていました。




ランちゃんは少しだけ恥ずかしそうにして隅に隠れ気味だったけど、ロン君は相変わらず堂々としていて、初めて会った時よりも元気いっぱいに遊ぶ姿を見せてくれました。

私たちが突然押しかけて来たため、緊張して本領を発揮できないランちゃん(笑)


里親さんのお宅には、テグーという二匹のお友達も同居しています。


ロン君にはお気に入りのおもちゃが沢山あるようです。そんなロン君は弟だけど、時にはランちゃんを守るようなしぐさを見せてくれるそうです。頼もしいですね。2匹の成長がこれから楽しみです。


まだまだ仔猫の内は病気じゃなくてもワクチンや虫下しや今後の避妊去勢など、成長と共にスケジュールを立てる事もいっぱいです。奥様はそんなランちゃんロン君の為に、一冊ずつの成長記録ノートを用意されていて、丁寧にこれまでの経過を記録されていました。

なんて几帳面!このような細かな気配りに感動しながら、そして透き通るようなEnyaのBGMが流れるお部屋は上質な雰囲気に包まれ、そんなムードとは裏腹に、はしゃぎながら一心不乱に写真を撮りまくるボランティアさんと私でした。


里親さんご夫婦とランちゃんロン君揃って記念撮影です。



ランちゃんもロン君も、色んな偶然が重なり今があります。どちらも見つけてあげられなければ生き延びられなかったであろう命です。沢山の方の優しさや温もりに助けられ、そして穏やかで優しい里親さんご夫婦の元に辿り着き幸せを約束されました。本当に本当に感謝しています。ありがとうございました。

そして帰り際、ドイツ仕込みのパティシエのご友人が作られたというスイーツのお土産を頂きました。ありがとうございました。


これからもランちゃんロン君と共に、里親さんご一家の幸せを祈っています。

どうぞ末永くよろしくお願い致します。








Commentaires


bottom of page