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執筆者の写真rika asai

預かりボランティアさんの存在

いつもライブ配信している、新玉旅館の玄関横にある保護猫部屋には、これまで生後7ヶ月になる3兄妹が暮らしていました。

保護された当時は、酷い風邪を引いていて状態が悪く、何度も病院通いを繰り返していました。この旅館に来た当初から人馴れしていなかった上に、恐怖心から威嚇も凄くお世話も一苦労だったようです。


ウノンちゃん・女の子


ソラン君・男の子


シューちゃん・女の子

いち早く人馴れしたシューちゃんは里親さんが決まり、2月5日に正式に譲渡となりました。


みんな今年に入って避妊去勢も終わらせ、健康状態も良好でいつでも譲渡に繋げられる状態ですが、ウノンちゃんとソラン君は、臆病で人馴れしてないため、なかなか里親さんを探す事が難しい状況です。


積極的に遊んであげられるといいのですが、新玉旅館では毎日80匹の猫ちゃんたちのお世話に加え、その中には介護を必要とする老猫ちゃんや、疾患持ちの猫ちゃんのお世話がある為手が回らず、充分なコミュニケーションを取ってあげられる時間がありません。


むしろ女将さんは、薬を飲ませたり病院へ連れていく役割によって、益々心の距離が離れていくのが悩みの種でした。

女将さんにはいつもこんな調子

でもきっと、ウノンちゃんもソラン君も沢山関わってあげられれば、心を開き甘えてくれるようになる要素が見受けられるので、そんな人馴れ修行を自宅で引き受けてくれる、預かりボランティアさんの存在を探していました。

その話を、同じグループのRさんに相談したら、私が預かります!と、引き受けてくれたのです。Rさんはこれまで何度も仔猫を中心に積極的に保護をして、上手に里親さんに繋げて来たベテランボランティアさんです。

2月7日、お迎えの日がやってきました。保護部屋の中にあるケージやカゴ、オモチャに至るまで丸ごと運び込む事にしました。

にゃんたまチャンネルライブ配信

逃げるソラン君に悪戦苦闘の女将さん、2匹をキャリーに入れるのも一苦労です。

無事キャリーに入ってくれて出発です。


Rさんの自宅に到着したら、そのままいつものケージに移しました。すぐに部屋に放すとパニックを起こすかもしれないので、拡張したRさん手作りのケージで増設して、暫く落ち着かせる事にします。


身を寄せ合って固まっていますが二匹一緒なら心強いです。


慣れてくれるかな?と…少し緊張気味のRさんでしたが、彼女は穏やかな性格で猫のお世話も仔猫から老猫まで経験豊かなので、安心して任せられます。女将さんもとっても感謝してくれました。ウノンちゃんソラン君、頑張って人馴れ修行して、スリゴロお膝ニャンコ目指そうね。Rさん、引き受けてくれてありがとうございました。


預かりボランティアさんやミルクボランティアさんは、常に人手が不足しているので、本当に貴重な存在です。今後、広く募集していきたいなと考えています。


今はこうやって出来ることを手分けして、みんなで保護猫活動をしていますが、自宅に連れて帰ってお世話するのも本当は大変な事だと思います。


出来れば一ヶ所のスペースで、保護した仔猫をお世話からそのまま里親探しが出来るハウスを作りたいと、現在クラウドファンディングを行っています。


どうか一度このページに目を通して頂き、ご賛同ご協力頂ければありがたく思います。


【殺処分ゼロを目指して】

二度目の挑戦・朋猫ハウス増設にご支援を

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