里親募集プロフィールについて
- rika asai
- 4月24日
- 読了時間: 3分
ご無沙汰しています。諸事情によりボランティア活動を休止しているためブログの更新も途絶えていましたが、今回は里親募集の件でお知らせがあります。
以前から長い間、里親さんを募集していた新玉旅館のにゃんこ達ですが、女将さんの意向により以下の猫ちゃん達の募集を取り下げる事に致しました。
左上からメロディーちゃん、ダスティ君、ジン君、オルガ君、チャオ君、たまこちゃん、レイちゃん、アズ君、ハッピーちゃん、イマル君、リンちゃん、スズちゃん、ホープ君、トモ君です。
この子たちは仔猫時代から保護して育ててきた子や、多頭飼育崩壊の家庭からレスキューしてきた子など、これまで様々な事情を抱えていた子たちで、縁あって新玉旅館に引き取られてきました。こうして女将さんを始めスタッフさん達や、旅館を訪れる沢山のお客様、そしてにゃんたまチャンネルの視聴者さんに見守られながら現在も穏やかに過ごしています。
人懐っこい子も多く、健康面でも深刻な状態ではありませんが、時には少しの環境の変化でも尿路疾患を引き起こしてしまいがちな子やお腹の緩い子、生まれつきハンデを抱えている子など、日常的に小まめな観察をしながら状況に応じての通院や、お薬や療法食が必要な子もいます。また、そろそろシニア期に差し掛かってきている子もいたりと、これまで以上に気配りが必要にもなってきました。
この子たちは過去に多くの方から里親希望のお声がかかり、中にはトライアルに挑戦した事もありましたが、残念ながらご縁には繋がらず、そうしている内に女将さんは、この子たちを幸せに繋げたいという思いとは裏腹に、たとえ事情を説明して承知してくれたとしても、今後の事を考えると心配は尽きず、里親さんにも負担をかけてしまうかも知れないという心苦しさが大きくなっていく一方だったようで、今回募集を取り下げる事を決められたようです。
ご存じのように、女将さんは3月に膝の手術をして現在も入院中です。
初めてこんなに長期間猫ちゃん達のお世話をする生活から離れ、多分まだまだ自由に体を動かせずもどかしさを感じていると思う病室で、きっとこれから先の事を沢山考え、気持ちの整理をする時間もあったのではないでしょうか。この子たちを始め、他にも沢山いる高齢の子や疾患を抱えた子たちの事を思い、これから一生、自分の手でお世話して守っていきたいという覚悟を決めた上で、今、女将さんは毎日の過酷なリハビリに耐えて頑張っているのだと思います。
そんな女将さんの留守の間、旅館業を続けながらしっかり新玉ニャンズを守ってくれている弟の数馬さんや従妹さんを始め、サポートして下さっているボランティアスタッフの皆さん。そして全国から応援して下さっている沢山の新玉ファンの皆様に支えられながら、女将さんが元気に戻ってくる事を願い待ち望んでくれています。今まで無理をし過ぎてボロボロになっていた身体を、どうかしっかりと治して元気に復活して欲しいと願っています。
公式な里親募集は取り下げますが、これまでに沢山の新玉ニャンズが最高の里親さんと出会い巣立っていったように、今後もしかしたら、この子たちにもいつか運命の里親さんとの出会いがあるかも知れませんね。
尚、譲渡対象の猫ちゃんはプロフィールに掲載していない子も多数いますので、保護猫をお迎えしたいとお考えの方は譲渡会のお申込みを頂ければ、日程の調整後に新玉旅館とクゥハウス朋猫(旧 朋猫ハウス)の方へご案内させて頂きます。
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