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【新玉旅館】ひなちゃんの上京ストーリー

晩秋も過ぎ、冬支度が進む11月半ば。新玉旅館で暮らすひなちゃんを、里親さんとして東京から遥々akuneさんがお迎えに来て下さいました。


今回の記事は、伝えたい事書きたい事が沢山あって、かなり長いですが最後まで読んで頂けると幸いです。(写真はご本人の了承を得てアップしています)

akuneさんは、YouTubeにゃんたまチャンネルの視聴者さんであり、モデレーターとしての管理も務めて下さっている方で、いつもにゃんたまチャンネルを通して新玉旅館のニャンズにご支援頂き、情報発信や支援の呼びかけ等を積極的に行って下さったり、責任感も強く、同チャンネルの沢山の視聴者さんにも気を配られている、リーダー的存在の方です。 そんなakuneさんからひなちゃんを里親さんとしてお迎えしたい旨のお話があったのは、遡る事1ヶ月半ほど前、ひなちゃんの姉妹猫であるつきちゃんが、突然虹の橋を渡ったのがきっかけでした。つきちゃんの訃報を知って間もなく旅館側に里親希望の意向を伝えられ、女将さんとスタッフ宛にakuneさんから一通のお手紙が届いたのです。

そこには、つきちゃんが虹の橋を渡った事が家族を失う事のように辛かった事、いつも2匹仲良く寄り添っていたのに、時にポツンと寂しそうにしているひなちゃんを見て胸が締め付けられる様な気持ちになった事、その時からひなちゃんをつきちゃんの分まで家族として幸せにしたい、お迎えしたいという思いが強くなり、ご家族と真剣に話し合い決断されたそうです。 私も恐縮ながらお手紙を拝読させて頂きましたが、一筆一筆心の籠った気持ちが丁寧に詳細にしたためられていて、命を預かるその責任と覚悟に決して中途半端な気持ちでは無い事がしっかりと伝わりました。

女将さんは勿論の事、私達も、こんなに深い愛情を示して下さるakuneさんが里親を希望してくれている事に、たとえ東京という距離の遠さを差し引いたとしても申し分のない方だと、何の異論も無く賛成しました。 そして予定通り11月18日~20日までの2泊3日の日程で新玉旅館に来て下さり、その間に色々と観光もしたかったと思いますが、ひなちゃんの傍に出来るだけいる事を選んでくれて、滞在中の殆どを旅館内で過ごされていました。 私もakuneさんにお会いするのを楽しみにしていて、日曜日には密着取材させて頂きました。 まずお会いしてお礼が言いたかった事があり、私のこの拙いブログ記事をいつも読んで下さって、地域猫活動にも関心を寄せて下さっている事や、その活動内容や取り組みを視聴者さんにも知って貰いたいと、チャットで取り上げて下さっている事が嬉しくて、その感謝の気持ちを直接伝える事が出来ました。

どうしてそこまでして下さるのかというと、akuneさんご自身も、同じように地域猫活動の経験があるからでした。来る日も来る日も寒空の中、今日こそはと捕獲器の傍で体を震わせながら待機し続けていたお話や、愛護団体に属されていた時期もあったそうで、その同じ志で活動している仲間同士の人間関係や、活動を通しての地域住民や餌やりさんとの意見の相違や苦悩などが、私にはもう共感しかない内容でした。そんなakuneさんの、知的で冷静な口調で語る姿に芯の強さを感じ、いつまでもお話を聞いていたい、ずっと語り合いたいと思う程魅力溢れる方でした。

新玉旅館を知ったきっかけは、YouTubeのオススメに白黒ハチワレ部屋のライブ配信が偶然出てきたのが始まりだそうで、沢山の保護猫を抱えお世話をしている旅館の存在を知り、そこからどんどんとハマっていったそうです。きっと、ライブ配信の画面上では安心安全な場所(時にはハプニングもありますが)で平和にのんびり暮らす猫ちゃん達も、保護するに至るまでに様々な厳しい背景があった事が、akuneさんには感じ取れていたのではないでしょうか。 同じ経験を積み重ねたもの同士が引き寄せ合い、今回の巡り合わせに繋がった様な感動を覚え、その架け橋となってくれているにゃんたまチャンネルさんに改めて感謝したいです。 akuneさん、今までずっと画面上だけ観ていた世界へご自身が実際に居る事に、とても不思議な感覚になったようです。そんなakuneさんを慕っている視聴者の方も多いため、akuneさんが配信部屋に入る度に視聴率がグンと伸びていました。 初日の夜、少しでも早くひなちゃんが慣れる為に、akuneさんが宿泊するお部屋で一緒に寝る準備をしていたら、そこへトモ君も一緒について来て、お布団に入ろうとした可愛いエピソードに笑ってしまいました。初めてのお部屋にも関わらず、ひなちゃんは全く物怖じせず鳴く事もなくお利口さんに朝を迎えたようです。

akuneさんは沢山の猫ちゃんにも歓迎されていて、ロク君にも何度も何度もロッ君ロールダンスを踊って貰ったり、メロディちゃんが背中に乗ったり、そしてチニ君を抱っこして「噛むけん」の洗礼も受けたようです。 更に、いつも気にかけて下さっているクロメイちゃんとも対面しました。

クロメイちゃんの写真を撮っているakuneさんの写真を撮る私

抱っこしている表情が優しさに満ちています。


おまたの間からコンニチワするイマル君

このクリアボード越しに、グレース君VSモカ君ミルカ君がオシッコのかけ合いをして、毎回女将さん達を困らせてるんですと説明している図

シカマル君ナルト君、コトちゃんのお部屋 色んなお部屋を堪能しながら、また2階のひなちゃんのいるお部屋に行くと、一晩一緒に過ごしたひなちゃんは、「私ね、ママができたの」と得意げな表情でakuneさんの傍にちょこんと座り…

今までは女将さんが来るとベッタリ甘えていたひなちゃんが、もう女将さんの所へは行かず常にakuneさんの傍にいるのです。それはまるで、ひなちゃん自身が既にakuneさんに付いていく心の準備が整っているような印象でした。

そんな中、ロク君が下界に降りてきました。

目の前で生のロッ君ダンスを見る事が出来て私も感激です。 (動画は音量注意です)

どうやら気付かないふりをするのがコツのようです。シーンとしたらダメです(女将さん談)

この日の夕ご飯後、食い散らかしたニャンズの器を片付けてくれていたakuneさん

akuneママと記念撮影。ひなちゃん、つきちゃんの分まで幸せになるんだよ!


夕方になり、もっと話していたい思いに名残惜しい気持ちのままakuneさんとひなちゃんにお別れを告げ、旅館を後にしました。

そして翌日、いよいよ出発の日を迎えました。身支度を済まして、束の間の女将さんとの生ライブ配信が実現。

その後2階に移動して卒業の瞬間です。沢山の視聴者さんに見送られ、祝福のメッセージに溢れ、ひなちゃんはキャリーに入り新玉旅館を無事卒業しました。

空港まで弟の数馬さんの車で送り届ける事となり、玄関先で見送る女将さん。

まさにこの玄関先は、今年6月、産まれて間もないひなちゃんつきちゃんが遺棄されていた場所です。その時からずっと見守ってくれていたakuneさん。 車が見えなくなるまで玄関先でずっとずっと長く手を振り続けていた女将さんの背中は、いつも甘えていたひなちゃんをお嫁に出すような、寂しさと喜びが入り混じった感情と、仲良しだったつきちゃんを亡くしたひなちゃんが寂しくないように、出来るだけ傍にいて抱きしめてあげていた愛情を、こうして引き継いでくれたakuneさんへの深い感謝の気持ちが含まれているのが伝わります。最後に深々と一礼をし、涙を拭いながら中へ入っていきました。

里親さんの元で幸せになる事が、保護猫活動をしていて一番報われる瞬間であり、それがどんなに距離が遠くても不可能な事は無いのだと行動で示してくれた事、その道筋を作ってくれた事、そして、人間によって不幸な命を増やして欲しくないという強く深いメッセージが、今回のakuneさんの来県には込められていて、その大きな決断力と行動力に、心から感謝と敬意を表したい気持ちでいっぱいです。お会いできて本当に光栄でした。

akuneさんとひなちゃんを乗せた飛行機

こうして、大分県湯の町別府から首都東京へと旅立ったひなちゃん。これからは都会っ子猫ちゃんとして、成長していく姿を時々見せて頂けたらなと思います。

akuneさん、今回は大役を務めて下さり本当にお疲れ様でした。そして改めて、この度はひなちゃんを家族としてお迎え下さりありがとうございました。akuneさんご一家の末永い幸せをお祈りいたします。 追伸

感動的な卒業の合間にも、ほのぼのとした笑いを提供して下さる視聴者の皆さん、いつも応援本当にありがとうございます! これからも新玉旅館のニャンズと、別府に住む猫ちゃん達を見守っていて下さい。

もし機会があれば、是非別府へ、そして新玉旅館に遊びにいらして下さいね。

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