top of page

1月26日譲渡会

令和2年1月26日、今年最初の譲渡会ではどんな猫ちゃん達に会えるかなと、ワクワクしながら行ってきました。

まず最初は新顔のなぎ君です。8カ月のオス猫ちゃん。

まるまるした体とオリーブグリーンの瞳が印象的なイケメンのキジ白ちゃん。

わんぱくでおしゃべりで、よく食べ元気いっぱいで抱っこが大好きだそうです。

同じ部屋に居たのは、前回も参加していたキャンパス猫のミイちゃんです。

前回一緒に参加したココロちゃんは里親さんが決定したそうです。

おめでとうございます!

キャンパスで沢山の学生さんに可愛がられてる為、人間が大好きな人懐っこい猫ちゃんです。


そして、少し遅れて参加したのが新顔のお千代ちゃん

黒猫のクーちゃん雨ちゃんと同じ保護主さんの猫ちゃんです。

柄的に和風というか雅な雰囲気に、お千代ちゃんって名前がピッタリな印象です。

4ヵ月のメス猫ちゃん、よく食べてとても健康的で、比較的おとなしい性格だそうです。

貴重な舌しまい忘れショット。

*初参加の猫ちゃんの新着プロフィールですが、リンク先を間違えていました。

申し訳ありません。

さて次にお隣の部屋へ行くと…

前回も紹介した猫ちゃん達がいました。

この日ご来場下さったお客様の中で、キジ猫ちゃんを希望されている方がいました。マコちゃんとココちゃんがとても気に入っていて、ちゃんと顔の区別もついていました。

正直私は、どっちがマコちゃんで、どっちがココちゃんかわかりません。汗


キジ猫ちゃん希望のご家族は、お父様が小学生位の男のお子さんを三人連れてこられていましたが、自ら挨拶やお礼の言える、とても礼儀正しくしっかりしたお子さん達だったのが印象的でした。

そしてお馴染み、とても大きくてイケメンなナルト君(下)とシカマル君(上)です。

この日は写真が上手く撮れていなかったので、別のボランティアさんが撮ってくれた写真をお借りしました。

この猫ちゃん達は常時新玉旅館に居ますので、譲渡会以外の日でも会いに行ける事が出来るようです。詳しくは新玉旅館さんにお問合せ下さい。


さて、今度は一番奥のお部屋に入ります。

今回は参加できないと聞いていた宮崎の保護猫ボランティアさんが、急遽参加を決められたようで、この日は元気いっぱいな5匹の仔猫ちゃんが譲渡会場に来ていました。

優しい顔立ちの美人猫さん、道ちゃん。以前参加した時は写真があまり撮れなかったので、プロフィールに新たに写真を追加しました。




目の下の茶色い模様がポイントで、この模様が一見苦労を背負ってる感がありますが、保護主さんに大事に大事にお世話されています。


そして今回初参加の三毛猫のキミちゃん。4ヵ月のメス猫ちゃんです。

保護主さんの娘さんの手の中で安心した表情。



お腹の模様が可愛いこの子は陽ちゃん

側溝で沈みかけていたのを保護主さんが間一髪で救出し保護した猫ちゃんです。

助け出した陽ちゃんの下には母猫がいたそうです。お腹の模様は、この子が溺れないように、生きていて欲しいと、母猫が必死に前足で支えてくれてた印なんだと思うと話してくれました。

10月の頃の陽ちゃん

この時は手のひらに乗る位弱々しく小さかったのに、立派に美しく成長していました。母猫の思いは保護主さんがしっかり引き継いでいます。今度はその思いが、里親希望者さんへと繋がって欲しいです。

せっかく大きく成長したのに、写真があまり撮れてなかったのが残念でした。。


そして二度目の参加のピチューちゃんでんでんちゃんです。

11月に会った時より一回り大きくなっていました。この日、お客様にはでんでんちゃんが一番人気だったようです。抱っこされるのが大好きな甘えん坊さん。ピチュウちゃんは元気いっぱいでした。

我が子と同じように愛情をかけてお世話している宮崎の保護猫ボランティアさん。

自宅にはまだ沢山の保護猫ちゃんがいます。譲渡会に参加する度に、連れて来た猫ちゃん達それぞれの特徴や性格をニコニコしながら話してくれる姿に、私は毎回穏やかな気持ちにさせて貰っています。

しかしこのほんの数週間前、保護主さんにとって辛い出来事が重なってしまいました。

約2か月前、ここにはピカチュウちゃん大福ちゃんがいました。

そのピカチュウちゃんは、現在里親希望者さんのお宅から脱走したまま、未だ行方がわかっていません。

保護主さんはピカチュウちゃんの捜索に、少しでも時間があれば宮崎から何度も車を飛ばし別府入りしていましたが、その時と重なるように、今度は大福ちゃんが重い病を患っている事がわかったのです。大福ちゃんの治療でも献身的な看病をしながら、腕のいいお医者様に診て貰う為鹿児島へ飛んだりと、出来る限りの治療法や情報を集め、完治させたい一心に寝る間も惜しんで最善を尽くしましたが、1月16日、天国へと旅立ってしまいました。


新年の幕開けと同時に辛く悲しい出来事が重なり、精神的、肉体的に限界を超えていたのではないかと思います。私たちの前では元気に笑顔を見せていても、きっとどこかで沢山沢山泣いたと思います。身体も悲鳴をあげていたと思います。

しかし塞ぎ込んだり立ち止まったりする事無く、今お世話している保護猫たちが、少しでも早く幸せに繋げられるチャンスがあるならと、今回の譲渡会に参加するため前日から別府入りする事を決められたようです。

新玉旅館の女将さんから、ここに泊まって温泉にゆっくり浸かったらいいよ と人情深い言葉をかけて貰ったそうです。しかし、迷惑をかけてはいけないと車中泊を選び、譲渡会が終わった後はピカチュウちゃんの捜索現場へ向かい、保護主さんは元より里親希望者さんもボランティア仲間も絶対見つかると信じて、みんなまだまだ諦めていない気持ちを再確認し合った後、宮崎へと帰って行かれました。


誰に任せたり甘えたりする事もなく、自分の意志で自分の力で、何よりも目の前の一番大切な事のために、時間を惜しまず動ける強い精神力は、見返りも何もない無償の愛からくる姿なのだと思いました。

改めて、大福ちゃんのご冥福をお祈りいたします。


私はといえば今回の件で何をしたらいいのか、ただオロオロするばかりで何の役にも立たず、そんな中途半端な気持ちでいたため、このサイトに寄せられた一通のメールを見落としていました。

そこには、「このサイトでさくら猫の事を知り、家の敷地内に出入りする親子の猫を避妊去勢しようと思うので、オススメの病院を教えてくれませんか」という旨の内容でした。

私は慌てて知っている限りの情報をお返事しましたが、一月近くも返事が遅れたのだから今更こんな事を伝えても、きっと読んでくれないだろうし信用を失っているだろうなと…私は何をやっても中途半端だと益々落ち込んでいました。


するとその日すぐにお返事が返って来て、「無事に避妊去勢を済ませ耳カットも施しました。これで安心して見守っていけます。これからも活動頑張って下さい」という内容のご報告を、猫ちゃんの写真付きで送って下さったのです。


何だか一筋の光が差したような気持ちになりました。

自分の活動記録の為に始めたこのホームページ、宣伝もしてないし果たして誰かの役に立ってるのだろうかと思いながらも、コツコツ地味に更新していました。それが私の書いた記事を読んでくれて、一人でもその思いが届いた事、ご自分で病院を探し、地域猫の為に行動を起こしてくれた方がいた事に本当に感動したし励みになりました。


ボランティアをするようになってまだ日が浅いですが、この活動を通してたくさんの人に出会い、優しさや人情に触れてきました。そして今回の宮崎のボランティアさんの件や、このサイトに頂いた嬉しいメール。

自分が大切にしなければいけない、優先順位を教えられたような気がします。


これからも大きな事はできませんし、去年仔猫を保護したので少し更新も遅れがちになっていますが、自分が本当に大切だと思う事に目を向け、自分が出来る精一杯の活動を続けながら、このサイトを更新できたらと思います。


本当に沢山の事が一度に起きてしまった一月ですが、何とか迎えた譲渡会も無事終わりました。この日の譲渡会では、女将さんの弟さんから天丼を振舞って頂きました。

やはりプロは揚げ方も美味しさも違います。ごちそうさまでした。

次回の譲渡会は2月11日火曜日祝日です。

今回の譲渡会から期間が短いですが、保護猫ちゃんと里親希望者さんとの素晴らしい出会いがありますように願っています。


そしていよいよ、 【2020年版】全国の宿 自慢の看板猫ランキング

が楽天トラベルより開催されます。

投票期日は2月6日~11日までです。


新玉旅館の看板猫ちゃん、ミルクちゃんの投票をよろしくお願いします!

まだ詳しい告知はされていませんが、わかり次第お伝えしようと思います。

*投票には楽天への無料会員登録が必要になります。




bottom of page